モフモフの毛に包まれて、子どもたちにも大人気の「アルパカ」。
しかし動物園に行って、「あ、アルパカだ~♪」と近づいてみると…アルパカじゃなくて「リャマ」だったりしたことはありませんか?

た、確かに…
アルパカとリャマって、ちゃんとネームプレートを付けてくれてないと、見分けるのが難しいかも。

なんと!
アルパカとリャマの違いがわからないじゃと!?

あんなにそれぞれ個性的なのに…わからないとは…。

素人から見たら、ほぼ同じ動物ですよ。

そんなことはない!
耳の形とか毛の量とか体の大きさとか、全く違うんじゃぞ!
スポンサードサーチ
リャマとアルパカの違い

う~ん…違いと言われても…
まったくピンときません。

よく観察してみるんじゃ!

アルパカとリャマを見分けるポイントは、
・耳の形
・毛の量
・体の大きさ
の3つじゃ!
耳の形

まずは耳をよ~く見るんじゃ!
何か、気づいたことはないかの?

えーっと…
リャマの耳の方が、長くて大きめ?

正解じゃ!
リャマの耳はバナナのような形をしており、アルパカよりも長くピンと上に立っていることが多いです。
それに対して、アルパカの耳は比較的短めで、三角形に尖っているのが特徴。

アルパカ

リャマ

耳の形の違いがわかれば、毛刈りをされたあとの個体でも、見分けやすいぞ。
毛の量

次は毛の量についてじゃ!
アルパカとリャマ、どっちの方がモフモフじゃと思う?

あえてどちらかを選ぶなら…やっぱりアルパカかな?

おお!これも正解じゃ!
リャマは元々荷物を運ぶために飼育されていたのに対し、アルパカは体毛をとる目的で飼育されています。
そのため、アルパカはリャマに比べて毛が多く、よりモフモフしているのが特徴。

まぁ個体差はあるから一概には言えんが、「着ぐるみ着てるのか?」ってレベルでモフモフなやつは、大体アルパカじゃな。
体の大きさ

これが最後の違いじゃ!
アルパカとリャマ、体が大きいのはどっちじゃと思う?

アルパカの方が見た目にもボリュームがあるし…アルパカですか?

あ~!残念ながらハズレじゃ!
体はリャマの方が大きいんじゃよ。
前述しましたが、リャマは荷物を運ぶための家畜として飼育されているため、アルパカに比べて体格が良いものが多いのです。

まぁでも単体で見ると、大きさの違いはわかりづらいかもしれんな。

耳の形や毛の量と合わせて、総合的に判断するといいぞ。
スポンサードサーチ
まとめ
アルパカとリャマはとても似ている動物ですが、耳や体毛などの違いのポイントさえ覚えておけば、単体だけで見ても見分けることはそう難しくありません。
動物園や牧場などで見かける機会があれば、ぜひネームプレートを見る前に、どちらか推理してみましょう。

あ!あそこにいるのは…アルパカですね!?

残念、あれはリャマじゃ。

くっ…!
じゃ、じゃあ、あっちがアルパカですね!

ありゃ「ビクーニャ」じゃよ。

(な、なんだよビクーニャって!!!)
※ビクーニャはアルパカやリャマの近縁種。アルパカよりも小柄で首の下に30㎝程の長さの毛があるのが特徴です。