「報告」と「連絡」の違い

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ビジネスでは「報告」「連絡」「相談」のいわゆる「ほうれんそう」が重要です。新社会人になったらまず、「報連相をしっかりする」ということを、口を酸っぱくして教えられますよね。

しかし「相談」はわかるのですが、「報告」と「連絡」の違いって、ちょっとわかりづらくありませんか?どちらも「相手に伝える・知らせる」という点では同じですから。

報告と連絡、それぞれどんな意味や役割があるのでしょうか。

 

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「報告」の意味

「報告」というのは、任されたことや指示を受けた事柄に対し、その現状や結果について、事実を依頼相手に伝えることを指します。つまり「完了形」もしくは「現在形」で行われるのが基本。例えば、

 

「〇日にAさんと打ち合わせをした結果、B案を採用することになりました。」
「現在はここまで業務が完了しています。」

 

というように、結果やそれに至るまでの過程を、その事柄を指示した相手や伝えるべき相手に知らせるのが「報告」というわけですね。

報告の場合、基本的にはベクトルが「自分→相手」の一方通行であるという点も特徴です。

 

「報告」を使った言葉

「報告」を使った言葉を思い浮かべてみると、より「連絡」との違いがわかりやすくなります。

 

・結果報告
・中間報告
・近況報告
・報告書

 

どれも「実際に起こった事実と結果を、相手に伝える」ものばかりですよね。

 

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「連絡」の意味

「連絡」は「報告」に比べて伝える内容に大きく幅があり、現在の状況や結果だけではなく、要件の確認やお願い事なども、「連絡」に含まれます。つまり完了形のみならず、現在形や未来形にもなるということですね。例えば、

 

「待ち合わせにちょっと遅れそう!」
「牛乳がなくなりそうだから、買ってきてくれない?」
「〇日と△日なら、予定を合わせることができます。」

 

これらはどれも「連絡」です。

連絡は報告のように一方向のベクトルで行われるものではなく、「自分⇔相手」の双方向のベクトルで行われるというのも特徴。

 

「連絡」を使った言葉

「連絡」を使った言葉を思い浮かべてみると、「報告」との違いがわかりやすくなります。

 

・定時連絡
・連絡網
・連絡口

報告と比較すると「内容にかかわらず、必要なことを伝える」という意味で使われているのがわかりますね。

 

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まとめ

「報告」と「連絡」の違いをまとめると…

 

・事実や結果を伝える→報告
・内容に関わらず必要なことを伝える→連絡

 

こうしてみると些細な違いだと感じてしまいますが、特にビジネスシーンにおいては「報告を求められている」のか、「連絡を求められている」のかの認識の違いで、対応が大きく変わることもあります。

例えば、上司から「その仕事が終わったら教えて」と言われた場合、「今仕事が完了しました。」と伝えるのは連絡、「仕事が完了して、結果はこうなりました。」と伝えるのが報告です。

上司が「手持ちの仕事が終わったら次の仕事を振りたいから、終わるタイミングが知りたい(連絡が欲しい)」のか、「取引先にすぐに結果を伝えなくてはいけないから、終わり次第結果が知りたい(報告が欲しい)」のかによって、取るべき行動は変わってきますよね。

報告と連絡の違い、しっかりと頭に入れておきましょう。

 

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