こいのぼりの一番上のアレの正体は「吹き流し」!その由来とは

こいのぼり,吹き流し 生活雑学
生活雑学

5月5日は子どもの日。

この日が近づいてくると、町のあちらこちらでこいのぼりを見かけます。

しかし気になるのは、こいのぼりの一番上を悠々と泳ぐ「アレ」…一体、アレは何なのでしょうか。

 

えりこ
えりこ

長年の疑問だったんですよ!

えりこ

正式名称を知らないから、「一番上のアレ」としか言いようがなくて…。

田中 ハナエ
田中 ハナエ

あのこいのぼりの一番上のヒラヒラしたものはね、「吹き流し」って言うのよ。

えりこ

吹き流し!

なんだか聞いたことがあるような、ないような…。

えりこ

一体、なんのためにあるんですか?

田中 ハナエ

吹き流しにはね、「魔除け」の意味が込められているのよ。

 

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こいのぼりの一番上の「アレ」の正体と由来

えりこ

先生のおかげで、長年のモヤモヤがすっきりしましたよ。

あれは「吹き流し」って言うんですね。

田中 ハナエ

そうよ~。

じつは吹き流しって、こいのぼりよりも先に使われていたのよ。

 

じつは吹き流しの歴史はこいのぼりよりも長く、戦国時代の戦の時に掲げられていたのが始まりです。

吹き流しは戦が終わった時に立てられるものであり、「二度と戦が起こらないように」という願いも込められていたと言います。

それが転じて、子どもを悪いものから守ってほしいという願いを込めて、男の子が生まれた時に家に掲げるようになりました。

こいのぼりがあげられるようになったのは江戸時代からと言われているので、吹き流しはこいのぼりよりもかなり古い歴史があるんですね。

 

吹き流しに込められた魔除け

えりこ

でもどうして、吹き流しってあんなにカラフルな色なんですか?

田中 ハナエ

それはね、中国の「五行思想」を取り入れているからだと言われているわ。

 

かつての吹き流しは、白地に家紋や家名の入ったシンプルなものも多くありました。

しかし現在よく見かけるのは、「・白・」の5色の吹き流しです。

「五行思想」というのは、万物は木・火・土・水・金から構成されているという考え方であり、5つの要素が合わさることで、邪気を払ってくれると考えられていたのです。

そこで木・火・土・水・金をそれぞれ象徴する色を吹き流しに利用することで、子どもへの魔除けの願いを込めたというわけですね。

 

えりこ

単に「カラフルでハッピーな感じ!子どもも喜びそう!」ってことではなかったんですね。

田中 ハナエ

カラフルな方が子供も喜ぶでしょうけどね~。

昔の人は色1つに対しても、とても深い願いを込めていたのね。

 

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こどもの日の豆知識

田中 ハナエ

さぁそれでは「吹き流し」についてわかったところで、「こどもの日」そのものの豆知識についても知っておきましょうか~。

えりこ

えっ!

吹き流しのことがわかっただけでもう充分なので…。

田中 ハナエ

それではいきますよ~。

こどもの日の豆知識はたくさんありますからね!

きちんと覚えて帰ってくださいね~。

えりこ

(くっ、さすが元小学校教師…!授業が開始されてしまった…!)

 

こいのぼり

田中 ハナエ

そもそもなんで、こどもの日にはこいのぼりをあげるんだと思う~?

えりこ

えーっと…こいは長生きだし、子どもに長生きしてほしいからですか?

田中 ハナエ

まぁ!それも素敵な考え方ね~。

だけどこいのぼりには長生きではなくて、「出世」の意味が込められているのよ~。

 

元々武家の間では、男の子の成長や出世を願って、旗やのぼりを立てる習慣がありました。

それを見た庶民の間で流行ったのが、立身出世のシンボルである「こい」をモチーフにした「こいのぼり」だったのです。

 

菖蒲湯(しょうぶゆ)

田中 ハナエ

こどもの日には「菖蒲湯(しょうぶゆ)」に浸かるといいって言われているわよね~。

それはなぜだかわかるかしら?

えりこ

あ、あの、スミマセン…

そもそも「しょうぶ」って何なんですか?

田中 ハナエ

菖蒲というのは水辺に生えるサトイモ科の植物で、葉が剣状になっているのが特徴よ~。

田中 ハナエ

菖蒲の葉や根を入れて沸かしたのが、菖蒲湯ね。

 

菖蒲はとても強い香りがするため、その香りで邪気を払うと考えられていました。

そのため、湯に浮かべたり軒に挿したりするしたりすることで、家族と子どもの無病息災を願っていたのです。

 

田中 ハナエ

ちなみにショウブとアヤメは同じ「菖蒲」という字を書くけれど、同じ植物というわけではないから、覚えておきましょうね。

 

柏餅とちまき

えりこ

こどもの日と言えば、柏餅が食べられる日ですね!

田中 ハナエ

そうよ~。けれど西日本の人にとっては、柏餅よりもちまきの方がなじみ深いかもしれないわね。

まず初めに日本に入ってきたのは、「ちまき」のほうです。

中国では5月5日にちまきを食べる風習があり、それが端午の節句とともに、平安時代ごろ日本に入ってきたと言われています。

それに対して、柏餅が広まったのは江戸時代ごろから。

柏の葉は新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、「子孫繁栄の象徴」とされており、柏の葉を使った「柏餅」が、関東を中心に広まっていったと言われています。

 

えりこ

ボリューム満点の柏餅も美味しいけど、ちまきのあの尖った部分も大好きなんだよな~…。

田中 ハナエ

今ではどちらも、日本全国で食べられているからね。

好きな方を選ぶといいんじゃないかしら。

えりこ

決めました!

今年は両方食べることにします!

田中 ハナエ

…お腹を壊さないようにね?

 

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まとめ

こいのぼりの一番上のアレの正体は「吹き流し」で、そこには子供の健やかな成長を願う気持ちが込められていました。

他にも、こどもの日に行う風習には、様々な願いが込められていたんですね。

 

えりこ

最近はあんまり大きなこいのぼりを見かけることもなくなって、ちょっと寂しいですね。

田中 ハナエ

あら!じゃあ私のうちにいらっしゃいよ~。

昔息子のために用意した、大きなこいのぼりがあるのよ~。

えりこ

えっ!いいんですか!?

それじゃあお言葉に甘えて、お邪魔させてもらいます!

 

…後日…

 

田中 ハナエ

はい、まずはこのポールを立てるところからお願いね~。

えりこ

えっ!?

私がやるんですか!?

田中 ハナエ

私も夫も、もう年だから無理なのよ~。

あなたが来てくれて、久々に泳いでいるこいのぼりが見られて、嬉しいわ~。頑張ってちょうだいね!

えりこ

(こ、こんなはずでは…。)

田中 ハナエ

お礼に柏餅もちまきも、たくさん用意したからね~。

えりこ

…や、やります!!!!

 

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