「メリケン粉=小麦粉」?その由来とは

メリケン粉,由来 食べ物雑学
食べ物雑学

古いレシピ本を見たり、年配の方に料理を教えてもらったりすると、「メリケン粉」という言葉が登場することがあります。

最近の若い人だと、いったい何のことだかさっぱり…という人も多いのでは?

メリケン粉とはどんなものなのか、そしてその由来について見ていきましょう。

 

えりこ
えりこ

私は今30代ですけど、おばあちゃんは「メリケン粉」って言ってたな~。

食田マキコ
食田マキコ

特に関西圏では、「メリケン粉」という言葉を耳にすることが多いようね。

 

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メリケン粉とは

先に答えから言ってしまうと、メリケン粉というのは「小麦粉」のことです。

現在は単に小麦粉の別称として使われることが多いですが、じつはもともとは小麦粉全般のことを指す言葉ではありませんでした。

 

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メリケン粉の由来

「メリケン」という言葉は、かつて日本で「American(アメリカン)」を表す言葉として使われていました。ご存知の通り、Americanは「アメリカ人」や「アメリカの~」という意味です。

つまりメリケン粉というのは、小麦粉の中でも特に「アメリカ産の小麦粉」のことをそう呼んでいたのです。

 

えりこ

そのまま小麦粉って呼べばいいのに、なんでわざわざ「メリケン粉」なんて呼び方に…?

食田マキコ

当時、日本産の小麦粉とアメリカ産の小麦粉というのは、別物だったからよ。

 

メリケン粉と小麦粉の違い

アメリカから小麦粉が輸入されるようになったのは明治時代ごろですが、この当時、すでに日本でも国内産の小麦粉は作られていました。

しかし日本の小麦粉は「石臼を使って小麦を挽く」という、昔ながらの製法で作られていたのです。そのため不純物も多く、粉は黄味がかっていました。

一方で、アメリカ産の小麦粉は機械を使った近代的な製法が使われており、日本産の小麦粉と比べてはるかに白くて高品質。

そこで日本産の小麦粉とアメリカ産の小麦粉とを区別するために、アメリカ産小麦粉のことを「メリケン粉」と呼ぶようになったのです。

 

食田マキコ

小麦粉の多くがアメリカからの輸入なったことや、日本産小麦粉の品質も向上したことから、次第に「メリケン粉」は小麦粉全般に対して使われるようになったのよ。

 

「メリケン焼き」

関西圏では、メリケン粉を使った粉もの料理が「メリケン焼き」と呼ばれることがあります。地域や年代によって「メリケン焼き」がどんな料理を指すのかは様々ですが、

 

☑お好み焼き
☑小麦粉を水で溶いて焼いたもの
☑生地にひき肉を入れたお好み焼き

 

などいろいろなパターンがあるようですね。

 

えりこ

我が家では小麦粉を水で溶いたものに少し砂糖を入れて、クレープみたいに焼いたものを「メリケン焼き」って呼んでましたよ~。

食田マキコ

家庭ごとにも、いろんな「メリケン焼き」がありそうね。

 

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まとめ

メリケン粉というのは、「アメリカ産小麦粉」のこと。現在では原料の小麦こそアメリカをはじめとした外国からの輸入がほとんどですが、製粉自体は国内の製粉会社が行っているので、「メリケン粉」という呼ばれ方をされることはどんどん少なくなっていくのかもしれないですね。

 

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