読み方が難しい漢字「戦く」「戦ぐ」「犇めく」「託ける」「拱く」「阿る」など

読み方の難しい漢字 言葉雑学
言葉雑学

漢字は読み方が一つではないのがややこしいところ。例えば「戦」という漢字は「いくさ」や「たたかう」とも読みますが、他にも2つの読み方があります。「戦く」「戦ぐ」それぞれどう読むかわかりますか?

「せんく」や「いくさぐ」ではありません。

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読み方の難しい漢字

魂消る

「たまげる」

意味:非常に驚いた様子
例文:友人が別人のようにきれいになっていて魂消た

齎す

「もたらす」

意味:持っていく、持って来る
例文:幸運を齎す四つ葉のクローバー

鏤める

「ちりばめる」

意味:彫って金銀や宝石などを埋め込む・飾る
例文:ダイヤを贅沢に鏤めた指輪だ

擡げる

「もたげる」

意味:持ち上げる、起こす、浮かび上がる
例文:不安が頭を擡げる

肖る

「あやかる」

意味:影響を受けて同じ状態になる
例文:ウェディングブーケをキャッチして、彼らの幸せに肖りたい

戦く

「おののく」

意味:恐ろしさや興奮、寒さで、体が震える
例文:誰もいない部屋から物音がして、恐怖に戦いた

迸る

「ほとばしる」

意味:激しく流れ出る、飛び散る、噴き出る様子
例文:彼の迸る才能は、とどまるところを知らない

託ける

「かこつける」

意味:ほかの物のせいにする
例文:お祝いに託けて、前から気になっていた高級フレンチを食べに行く

論う

「あげつらう」

意味:言い立てる、論じる
例文:この商品の問題点を論う

阿る

「おもねる」

意味:気に入られようとする、媚びる
例文:上司に阿るばかりの同僚が出世したが、みんなからは嫌われている

拱く

「こまねく」

意味:腕組みをする、何もせずに傍観する
例文:バイト初日で、忙しい先輩たちを手を拱いて見ているだけだった

認める

「したためる」

意味:書き記す、食事をする
例文:手紙を認める

戦ぐ

「そよぐ」

意味:そよそよと音を立てて揺れ動く
例文:畑一面のコスモスが風に戦ぐ

犇めく

答えは「ひしめく」

意味:たくさんの人や物が一か所に集まっている様子
例文:初詣に行くと、境内には人が犇めいていた

諂う

「へつらう」

意味:気に入るようにふるまう、機嫌をとる
例文:あの人は上司には諂い、部下には必要以上に厳しい

嗾ける

「けしかける」

意味:勢いづけて相手を攻撃させる、相手をその気にさせて思い通りに動かす
例文:試合で相手を嗾けてファウルを誘う

聳える

「そびえる」

意味:山や建物が非常に高く立つ、そそり立つ
例文:雄大に聳える山々に圧倒された

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