体の部位を漢字、例えば「腕」や「頭」などは良く使われますが、「この部分って漢字でなんて書くの?」というようなものもありますよね。逆に、漢字で書いてあるのを見ても全く読めない!ということも。
今回はそんな読み方の難しい体の部位を表す漢字について、由来などにも触れつつ紹介していきます。
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読み方の難しい漢字
蟀谷(こめかみ)
「蟀」は本来「蟋蟀(コオロギ)」を意味する漢字ですが、なぜこめかみという言葉に「コオロギの谷」なんて漢字が当てられたのか、由来は不明です。
旋毛(つむじ)
毛が旋回しているので、旋毛と書いてつむじ。つむじは胎児が成長する際の起点となる場所で、つむじを中心に回りながら成長していくため、渦を巻いているのです。
拇(おやゆび)
「親指」が一般的ですが、「拇」もおやゆびと呼びます。親指にインクをつけて印を押すことを「拇印」と言いますよね。ちなみに、親指以外の指で印を押す場合には、拇印ではなく指印と呼びます。
脹脛(ふくらはぎ)
「脹」には「ふっくらしている」という意味があります。「脛(すね)の裏にあるふっくらした部分」ということで「脹脛(ふくらはぎ)」という漢字になっています。
靨(えくぼ)
「厭」はへこみ、「面」は顔を意味しているので、「靨」とかいて「えくぼ」と読むようになりました。