「玉蜀黍」?難読漢字な野菜の名前

言葉雑学
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「玉蜀黍」「大蒜」は野菜の名前ですが、さて、なんと読むかわかりますか?

野菜はひらがなやカタカナで表記されることが多いため、漢字でどう書くのかを知らない人も多いですよね。

「人参」や「玉葱」くらいなら簡単に読めますが、野菜の中にはどうやっても読めない、超難読漢字のものも多いのです…。

そこで上で紹介した2つを含めて、今回は「難読漢字な野菜の名前」をクイズ形式でご紹介。

もしも全問正解なら、あなたは難読野菜博士です。

 

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読める?難読漢字な野菜の名前

まずは回答を見ずに考えてみてください。

 

・玉蜀黍
・大蒜
・辣韭
・慈姑
・独活

 

一度も見たことがない漢字ばかり!という人も多いでしょうが、ここに挙げた野菜たちは、誰もが一度は目にしたことがある・口にしたことがあるものばかりです。

それでは、正解を名前の由来なども説明しつつ、見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

玉蜀黍

「玉蜀黍」の正解は、「トウモロコシ」です。

元々日本には中国から伝わった「モロコシ」という植物があり、これに「蜀黍」という字を当てていました。

 

・蜀(ショク)…昔の中国の都市名(現在の四川省あたり)
・黍(キビ)…イネ科の植物

 

そしてのちにポルトガル人の手によって、モロコシによく似た植物が日本に持ち込まれた際、「唐(外国から来た、という意味)のモロコシ」ということで「トウモロコシ」と名付けられました。

本来なら漢字で書くと「唐蜀黍」となるはずなのですが、唐は昔の中国の呼び名でもあるので、「唐・蜀」で意味がかぶってしまうのを避けるために

 

・玉…玉のように美しく粒が並んでいる

 

という意味から、「唐」が「玉」に置き換えられたと言われています。

 

☆トウモロコシは別名「トウキビ」と呼ばれることがありますが、これも漢字で書くと「唐黍」となり、「唐から来たキビに似た植物」が元となっています。

 

大蒜

「大蒜」は実際にスーパーなどで漢字表記されていることも稀にあるので、「なんかわかりそうでわからない!」という人も多いでしょう。

答えは「にんにく」です。

「蒜(ヒル)」とはネギやにんにくなど、食用となるユリ科の植物の呼び名。

あまりメジャーではないですが、食べられる野草に「野蒜(ノビル)」などありますよね。

そしてにんにくは野蒜やネギなど他のユリ科の食用植物に比べて大きいので、区別するために「大」という字がつけられたと言われています。

 

辣韭

「辣韭」はそれぞれの漢字の読みや意味が分かれば、答えにたどり着くのはそう難しくないかもしれませんが…答えは「らっきょう」

「辣(ラツ)」は「辣油(ラー油)」などにも使われるように、唐辛子や生姜のような辛さを表す漢字です。

そして「韭(キョウ)」はあの野菜のニラのこと。

ニラもらっきょうも同じネギ属の植物なので、「辛くてニラに似た植物」ということで、「辣韭」という漢字が当てられました。

 

慈姑

普段はあまり目にしないけれど、お正月のお節料理などには定番のこの野菜…「慈姑」と書いて「クワイ」と読みます。

漢字をそのまま読むなら、「慈しむ姑(しゅうとめ)」ということになります。

これはクワイの形が「姑が子供を慈しんで乳を与えている姿に似ている」というところから来ているそうです。

 

独活

「“独”り“活”きる」と書く、なんとも孤独そうなこの野菜の名前は「ウド」と読みます。

「ウドの大木」などの慣用句でも使われるあのウドですね。

ウドの茎はとても柔らかいため、風もないのに独りで動いている(活動している)ように見えたことから、「独活」という漢字になったと言われています。

 

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まとめ

じつは、難読な野菜の名前として紹介されているものは、他にもあります。

例えば、

 

・萵苣→レタス
・芽花椰菜→ブロッコリー
・甘藍→キャベツ

 

など。

しかしこれらは野菜そのものの読み方ではなく、単なる和名や別名であり、

 

・萵苣→チシャ、チサ
・芽花椰菜→ハナメヤサイ
・甘藍→カンラン

 

というのが正しい読み方です。

なので、例えば「レタス」と入力しても「萵苣」とは変換されません。

クイズとしては

「萵苣とはどんな野菜のことでしょう?→レタスのことです。」

ならOKですが、

「萵苣は何と読むでしょう?→レタスです。」

だと、厳密に言えば不正解ってことですね。

今回クイズで紹介した5つは和名や別名というわけではないので、どれも一発変換できますよ。

 

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